Monmoモンモ錦秋号「暮らしリフォーム」特集　掲載予告

Monmoモンモ錦秋号「暮らしリフォーム」特集に弊社で設計監理をさせていただいた白河市内の蔵のリノベーションが掲載されます。

前面道路の拡幅工事により建て替えを検討していたお施主様。

奥州街道の面影が失われていく街並みに、蔵を残しながら住まいを計画する提案にご快諾いただき、取り組みがスタートしました。

【before】

【after】

既存棟を一部取り壊し、大正時代の蔵を約1m曳家。

赤瓦の屋根となまこ壁、漆喰塗りで外観を改修し、内部は2階の母屋を残しつつ吹き抜けをギャラリーとして魅せ、解体した2階の床材は腰板張りに再利用。

寝室と水廻り、ガレージ部分は増築し、建物間をなまこ壁と白河石のアプローチで演出。

 

 

 

 

 

 

ご近所のダイニングと間違えてインターホンが鳴ることもしばしば。

 

漆喰と柿渋のギャラリーを彩る自らのコレクションに包まれる空間。

「帰宅するたびににやけてしまう」

と、何よりも嬉しいお言葉でした。

 

既存ストックの利活用は時に難しい条件や制約などの困難もありますが、その分様々な知恵を生み、新旧の融合による個性的なデザインやコスト削減につながる事例もあります。

新築のご相談だけでなく、改修や増築についてもお気軽にお問い合わせいただけたら幸いです。

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